中国語との出会い
彼氏にノコノコついて行き大学進学した私は、それは浮かれていた。大学へ行くより、バイト先と彼氏の家を往復していた。
けれど、大学2年の時振られてしまう。傷心の私は、どういう経緯か振られたことを忘れるため上海に短期留学しようと思いついた。
もともと中国語は第1言語だったんだが、発音のテストで追試させられるほど苦手だった。その状態で上海で中国語を基礎からやり直した。
当然上海でも落ちこぼれだったので、帰国後一念発起して、毎日テキストをやり直し、語学学校にも通い、1年後上海にまた長期留学する。
失恋が中国語の勉強を真剣にやろうと思うキッカケになった。今でも中国語が私の生活の一部であり、つい最近までは、中国語が仕事の手段だった。中華圏のたくさんの友達も中国語のおかげ。台湾のドラマも楽しめるし、微博で好きなスケーター情報も集められる。
彼が今なにしてるか知らないが、あの時、私の人生から消えてくれたことをとても感謝している。